2017年5月16日 (火)

アウトドア漆器 クラウドファンディング


【クラウドファンディングのお知らせ】
https://www.makuake.com/project/erakko/
山科で活動されている漆芸工房
「柴田漆工房」様が,新商品のアウトドア用の漆器ブランド「erakko」から「おとも椀」を発表しました。
「漆器をアウトドアで使う」ありそうでなかったコンセプトの食器です。

この商品企画とデザインについては、
京都市産業技術研究所が支援をしております。
この「おとも椀」が、このたびクラウドファンディング「makuake」にて、特典付きの先行販売(今なら3年以内の無料塗り直しサービス付き!)を開始しました。











京都の伝統工芸クラウドファンディングの成功例として皆さまに繋げるためにも、
このアウトドア漆器「おとも椀」のご支援を
どうぞよろしくお願いします。

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2017年2月 4日 (土)

京都漆器青年会 「いつか、さいごの一杯」展

【展覧会情報】
京都漆器青年会 漆芸企画展『いつか、さいごの一杯』





平成29年2月21日(火)~26日(日)
11:00~20:00(最終日は16:00まで)
会場:アートスペース余花庵(京都市役所西側)

いずれ誰もが迎える人生のさいご。その時をどのように迎えたいのか、それはひとそれぞれ違うはずです。
限りある人生の『いつか、さいごの一杯』
人の「生活」に寄り添い、様々な場面で彩りをあたえてくれる漆器の魅力について,作り手それぞれが想像したラストシーンを飾る器を,そのシーンの説明(コンセプトボード)とともに展示します。器をご覧になるだけではなく製作の背景になった作者の考え方にも触れられる展覧会です。

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2016年2月29日 (月)

ウクレレキットの製作と漆塗り その5

指板もタイトボンドで接着。

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クランプで圧着


ペグ(糸巻き)は、キット同梱のは普通のものだったので、
チューニングが安定しやすいギアペグというのを別に購入して

取り付けました。


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黒いのがギアペグ


穴の奥には、竹笹堂で購入した六瓢の柄の和紙を貼りました。
そんなわけで、10日がかりで完成。

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デビュー曲は「カントリーロード」

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2016年2月28日 (日)

ウクレレキットの製作と漆塗り その4

ボディとネックを接着。やっとウクレレらしくなってきました。

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木工ボンドよりタイトボンドがおすすめ


ウクレレのかたちがカブトムシみたい、というので
伊藤若冲のカブトムシの絵をトレースして、白い顔料を

練りこんだ漆で描いてあげます。


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ルーペが無いとキツイ40台


ヘッドには、これまたウクレレのかたちから着想して
魯山人を模したヒョウタンの絵を朱漆で一発描き。
これは息子に描かせました。


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集中すると口が半開きになります

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2016年2月27日 (土)

ウクレレキットの製作と漆塗り その3

一回目の拭きうるしが完了。

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木が漆を吸うと、木肌が膨らんでわずかにささくれ立ってくるので、
漆が乾いたらさらに
#600のペーパーで砥ぎます。
僕自身が身につかなかった、地道な作業の大切さを偉そうに教え込みます。


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漆は塗るもんやない。磨くもんやで…


磨いたらもう一度、NOA漆を擦り込み、ムロへ。

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安心してください。製作快調ですよ

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2016年2月26日 (金)

ウクレレキットの製作と漆塗り その2

せっかくなので塗装は漆塗りにトライ。
ブリッジなどの接着面にはマスキングをして、
かぶれにくい「
NOA漆」という漆で拭漆します。
色は「素黒目」という、透け感のあるナチュラルな風合い。


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手袋つけてゴシゴシ


この漆は常温常湿でも乾きやすいのが特徴ですが、
念のためムロに入れて固めます。


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ええ色や


漆を乾かしている間に、
指板に、ゴムハンマーで飾りとフレットを打ち込みます


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がっつり叩いてちょっと割れた…


と、ここまでが1日。先は長い。

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2016年2月25日 (木)

ウクレレキットの製作と漆塗り その1

息子の7歳の誕生日に楽器でも買ってあげようと
楽器屋を覗いたところ、ウクレレの「製作キット」に興味津々の
様子だったので、せっかくだから楽器を作るところから楽しもうと
キットを購入しました。


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HOSCO UK-KIT-4
というものです

インレイの埋め込みからやる本格派のキットです。

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カラーリングは自分でカスタム


ヘッドと指板は切りっぱなしの羽子板状態なので、
ノコギリで好みの形にギコギコ。


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ギャラリー(近所の人)に見守られつつ


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ペーパーで滑らかに


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#240
#320くらいのペーパーでざっくりならします

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2015年7月12日 (日)

現代茶湯アワード弐〇壱伍 タブロイド折敷出品

現代茶湯アワード弐〇壱伍
一昨年に続き、今度は「折敷(おしき)」を応募しました。

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渋谷ヒカリエ/8にて、20日まで開催中です。
私は最終日に在廊予定です。

加工した木の板に、夕刊フジなどのタブロイド紙を貼り付けて
柿渋で仕上げたものです。

タブロイド紙と折敷の標準的なサイズは偶然にもほぼ同じで、 そこに悪ふざけや単なる人間工学以外のめぐり合わせがあるように
思えてなりません。
昔から、お茶室の壁の腰貼に古新聞を用いていたところからも
着想を得ています。
また、茶道文化である「やつし」をタブロイドのゴシップになぞらえました。

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2015年3月 9日 (月)

40歳目前で、とある資格試験を受けたこと

デザインを職業にしている39歳。
先日、とある資格試験を受けました。

「不惑」を目前に今の自分を試したかった
前向きな意志もあるけれど、本当は
「不安に駆られて」というのが正直なところ。

周りの同世代を見渡すと、素材加工技術や
専門分野の研究などというそれぞれの分野で
積み上げた経験から自信を持って活躍している
人が多く、この年頃になると今まで貯めていた
ものが徐々に結果にあらわれ始めるようで、
やはり手に職を持っていたり、「がんばって
続けてきた」と胸を張れるバックボーンの分野が
ある事は頼もしいと日々考えさせられていました。

デザインは守備範囲が広く、様々な分野で
求められる職能だとは言われるけれど、逆に
なにも拠り所の無い「フワフワした職業」
だとも言えます。
大物デザイナーならまだしも、私のような半端者は
足元のグラつきへの戸惑いが年々大きく感じられるのです。

そんなわけで遅まきながら、自分の足場を
固めてみようと思ったわけです。

資格自体は知的財産関係のものでデザイン業とは
少々関わりがある分野だけれど、
法律についての新たな知識を勉強することは、
この歳には結構しんどい。

勉強期間は40日、参考書2冊+α、過去問3回ぶんと
量的には多くないけれど、参考書の文字を何度も追っても、
なかなか頭に入ってこない。
記憶力も集中力も、20代のようにはいかないなーと実感。
昼間の本業もあるし、子どもの相手もしなきゃならないし、
疲れたらビール飲みたいし。

知識の修得もさることながら、
なによりモチベーションを保ち続けるのが大変。
毎日毎日、誰にも頼まれてないこと、インセンティブも
無いことをコツコツやり続けるのは思いのほかストレスが
かかるもので、しかも受験者の合格率30%、合格ラインの
問題正答率が8割以上というキツい数字も、萎えそうな
気持ちに追いうちをかけるプレッシャーでした。

でも法律って、読むと結構面白い。無味乾燥で血も涙も無い
決めごとかと思っていたけど、案外人間臭いところもある。
事件の名前も「博多人形事件」「キャンディキャンディ事件」
などなど、興味をそそるものがあって、味わい深い。

主催者の解答速報でチェックした結果、9割以上正解して無事合格。
特許や著作権などについての疑問質問がありましたら、
お気軽に聞きに来てくださいな。

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2014年11月15日 (土)

君の灯は点いているか

自己啓発とかじゃありません。
まずはこの写真を見てください。

Photo_4    

これはオフィスの電灯のスイッチです。
ひとつの部屋が2つのエリアに分かれていて、
それぞれON-OFFできます。

今は、片方のエリアに電灯が点いている状態。

さて、点いていないもう片方の電灯を点けたい場合、
あなたはどちらのスイッチを押しますか?

上のスイッチには赤いランプ
下には緑色のランプが点灯しています。

赤=NG
緑=OK という連想は直感的に理解できます。

でも、
「今は消灯(赤=NG)、それを点けたい」とするなら上のスイッチ、
「これから点灯状態にする(緑=OK)」なら下のスイッチを
押すと思います。

つまり、スイッチのランプが
「現在の状態を示している」のか、
「これを押したらそうなる、という未来の状態を示している」のか、
解釈の仕方で意味が正反対になる
わけです。

正解は、「緑を押したら点く(未来の状態を示している)」でした。

もしかしたら業界標準の決まりがあるのかもしれませんが、
スイッチの表記が、窓の少ない室内なのに「東西」で分別されている
ことも判りにくい理由のひとつで、少なくとも僕は体感が定まるまでに
数年かかりました。

スイッチのデザインは、インターフェースの機能が発揮される
最たる部分だと思います。
先日ブログで書いた「ウォシュレットのボタン」といい、設計者は
基本の教科書ともいうべきノーマン氏の「誰のためのデザイン?」を
読まないのでしょうか?

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